🍊【1/13まで限定SELL】AI×Cryptoの世界変化を追う新メルマガをスタート📨 / AI同士で勝手に買い物始めちゃったよ編
旧メルマガ「好奇心のサル」を廃刊し、新しく『NON HUMAN通信 —AI×Cryptoで加速する新世界への扉—』として再スタートします!値上げ前に有料購読をぜひ!
📨メルマガをリニューアルしました!!
こんにちは。メルマガ著者のかねりんです。
見慣れないメールでびっくりさせてすみません。このメルマガは、昨日まで「好奇心のサル」という名前でした。(なかなか更新出来なくてごめんなさい!!🙇)
突然で恐縮ですが、昨日から徹夜作業していて、このメルマガを、今日から、『AIとCryptoの最前線で、ワクワクするネタを共有する』というニッチなテーマにリブランディングして、再スタートすることにしました!
10年先まで続けたい、アツいテーマです。
💡今回のメールはちょっと長いですが、重要かつオトクな情報を書いていますので、冒頭だけでも読んで下さい。損はさせません。
やっぱり、僕はこのニッチ分野が大好きです!
毎日ずっとリサーチを続けていますが、最近はもうヤバい!めっちゃくちゃ楽しすぎます。
なので先日からVoicyでもこの分野の話題で話していますが、話し足りないのでメルマガも始めることにしました。(話題は被る部分もありますが、被らない部分もありますもちろん。”Voicyの文字起こし版”などではございません。)
内容は、初心者〜中級者向けに仕上げます。
知識がゼロの方でも楽しめるように、できる限り噛み砕いて分かりやすく書きます。
『読者のみなさんと一緒にワクワクしたい』と思っています!
配信ペースは、週1本をベースで出します。
(余裕あれば2本目も出します!)頑張ります!
(※このメルマガに興味が無いよというは、遠慮無くここで登録解除してください。)
🍊新しいメルマガの説明
まず、新しいメルマガの名前は、
NON HUMAN通信
—AI×Cryptoで加速する新世界への扉—
です。うおおおカッコイイ!!!
10年先でも陳腐化しないタイトルだと思う
“NON HUMAN(ノン・ヒューマン)”には、様々な意味があります。
文字通り、「人じゃない」とか、「人を超えた」とかそういう意味合いですが、結構深くて、
・AIやCryptoの爆発的な進化によって、もはや今後の進化に人間を必要としない”NON HUMAN”な世界になる。
・人間は、自ら作り上げた既存の常識・価値観を脱却し、新しいステージ”NON HUMAN”へと進化する
などなど、様々な意味合いを持たせています。(ちょっと小難しいのでスルーで大丈夫です。)
※もう少し詳しく知りたい方は、あとでこちらのページをどうぞ。
さて。
AIとCryptoの分野は、2025年から更に加速度的に世界を激変させていくテクノロジーである事は、疑いようがありません。とてつもない加速度的進化です。
世界の景色が、みるみるうちに変わっています…。
でも、恐くない!楽しいッ!!
こんな時代に生きているなら、ワクワクしなきゃ、もったいない。
このワクワクを、みなさんと共有したい!
そんな思いで、アツくなってます🔥
読者の皆さまにとって、
・このメルマガを見ると、なんかワクワクする!
・このメルマガを見ると、世界の変化について行けてる感!
・未来の妄想力アップ!
そんなメルマガを目指して、気負って書いていきます🤢
私がグローバル最前線でキャッチアップしまくり、その中から現実味のある”ワクワクする話”をみなさんと共有したいと思います。
”ワクワクする”を、このメルマガのバリューにします。
テクノロジーオタクの方はもちろんのこと。
そうでも無い方でもちゃんとわかって、楽しめるように、わかりやすい内容構成に努めていきます。(これが結構難しいんです。)
ぜひ、お付き合いください!
一緒に、世界最先端のテクノロジーを楽しくキャッチアップしながら、ワクワクする日々を送りましょう🚀🌈
🍊有料サブスクのお願い
ここでお願いがあります。
有料サブスクに登録して下さい!
無料会員さんは、冒頭から途中までを見れるようにします。全編見られるのは月1本だけです。
有料会員さんは、もちろん全部見れますし、アーカイブも見放題。
こういう構成でやっていきます。
現在有料登録になっていない方は、この機会にぜひ有料登録をお願いします!!
🍊【値上げ予告】数日後(1月13日)、値上げします!
今現在は「月額5ドル / 年額49.9ドル」という低価格設定です。(Substackの仕様での一番下限です)
これを、今週末1/13(月)に値上げします。
このメルマガは、今の格安プライスのままだと質が下がるので、すみません!
いま無料会員の方は、値上げする前の安いうちに、ぜひ駆け込みください。
(ここだけの話、安い価格で入ってしまえば、値上げ後も恒久的に今の安い価格で購読し続けられます。)
🍊既に有料サブスクに入っている人は?
そのままで、大丈夫です!ありがとうございます。
このまま購読を継続される場合、今の安い価格設定のまま今後もずっと継続いただけます。今後も、値上げしたとしてもずっと安い価格のままです。
(むしろこの1年間「好奇心のサル」としてまともに運営ができていなかったのでゴメンナサイ🙇)
🍊でも本当は…。有料プランの最高峰『VIP Supporter』プランを用意したので、そっちに乗り換えて欲しいです!
新メルマガ「NON HUMAN通信」に期待を寄せて下さる方は、ぜひ、新しく作った最上位プラン、
『VIP Supporter』
(VIPサポーター プラン)
に、切り替えて欲しいですッ!
切り替えてください!
お願いします!
(切り替えは、ボタン1つでカンタンです。)
このプランは、文字通りメルマガを”支援”して頂くための特別プランのため、通常プランと比べて価格設定が高めになっております。(しかし、それでも適正価格からは外れていません。)
※今後このメルマガを運営するためには、なかなかのリサーチ量と執筆量を日々継続しなければなりません。価値あるメルマガとして成立させたいので、『VIP Supporter』としてメルマガのサポーターになって頂きたいです!!)
「内容がツマラン!」と思ったら、いつでも思いっきり全力で【解約】ボタンを押してください!
ですから、ぜひ、まずは『VIP Supporter』になってください!
『VIP Supporter』は、サポート名目のプランですが、、ささやかながら、もちろん専用特典もご用意しております。
“専用特典:月末に1本、通常回とはまた違ったディープな話題を深掘った記事をお届けします”
(お値段は、150ドル/年 。月換算で約1,970円/月 です。年間プランのみ)
なお、『VIP Supporter』も、他のプラン同様に1月13日値上げされます。(ですので今入って頂くのが未来永劫、最もお安いです!)
このメルマガのテーマは、正直10年先まで続けたいテーマです。辞めろと言われても僕はずっと追い続けるテーマです。
メルマガ立ち上げの今この瞬間、
どうか初期の『VIP Supporter』になって、一緒になってこのメルマガを盛り上げてください!
”NON HUMAN”が伝説になる、その日まで・・・!
一緒にワクワクし続けましょう。
🍊プランのアップグレード方法
と、いうことで……
値上げの前に、『VIP Supporter』へのプラン切り替えを、ぜひともよろしくお願いいたします!正座待機して、お待ちしております。
(※VIP Supporterが無理な方は、通常の有料会員でももちろん大歓迎です!どうぞご無理はなさらずに🙇また、いつでもダウングレードできますのでご安心ください。)
👇👇
こんな画面が出ると思います。
または、人によってはこういう画面かもしれません。
僕自身、時代の変化に大興奮していまして、いつも通り脇目も振らずに上だけ見て突っ走っていきます。
この興奮を、みんなにも届けたい。
一緒にワクワク興奮できるメンバーを集めたい。
そんな想いで、このメルマガをスタートします。
初期読者の仲間達は、直感とインスピレーションの塊のようなイケてる人達だろうと、勝手に予想しています。楽しみです。
『VIP Supporter』になってくれたみなさま!
『有料購読』してくれたみなさま!
あちら側の記事でまたお会いしましょう!
(無料の皆様も、月1回と、冒頭部分だけですがお会いしましょう!)
それでは、前置きが長くなりましたが、今回はこのまま本題へ行っちゃいます。
早速、コーフンさめやらぬ記事をどうぞ。
今回も、結構ワクワクする話です。
※だいたい、これくらいのボリュームの記事を、毎週出していきますのでご参考までに。(今回の記事は、全編無料公開します)
🍊(1)今回の記事の要約(忙しい人はここだけ読んで)
AIエージェントが自律的にピザを注文したり、他のエージェント同士でお金のやり取りを行う時代が本格化しています。今回は、そんなCryptoとAIの交差領域で最近起こっているユニークな出来事をまとめました。特に注目したのは、次の3つのテーマです。
ピザとトイレットペーパーを勝手に買うAIエージェント
あるAIエージェントが自力で勝手にピザを注文。別のエージェントはトイレットペーパーを注文。現実世界の決済システムとつながることで、これまでにない“AIのリアルな動き”が見られました。歴史的な一歩でしょう。
エージェント同士の取引で稼ぐ時代
AI同士がお金をやり取りし、画像生成サービスを発注・納品していた例も登場。まるで“人間抜き”のエコノミーが始まったかのような瞬間です。この流れが今後のマーケットをどう変えるのか、多くの人が関心を寄せています。今後、人間を抜きにしたAIだけの経済圏が出来上がっていくかも知れません。
ステーキングを始めるAI「Zerebro」
音楽を作ってSNSでファンを増やし、そこで得た収益をイーサリアムのステーキングにまわすAIエージェントが出現。AIが独自の財布を持ち、自律的にインカムを増やしていく様子は衝撃的……。人間よりもお金儲け上手いかも。
こうした動きの根底には、「AIエージェントのインフラ」とも呼べるフレームワークやツールが充実してきた点があります。特にVirtualsやai16z(Eliza -イライザ-)、さらには新たに登場したArcやCookie.funの仕組みも押さえておくべきトピック。さらに、AIエージェントが独自の投資型DAOまで作り出し、イーサリアムやソラナをはじめ複数のブロックチェーンとのやり取りを自動化し始めています。
あなたが「AI×Cryptoの最新情報」に興味があるなら、今回の記事を読むだけで大筋をザクッと把握できるはずです。そして、未来のSF小説みたいな話が、いよいよ現実化してきています。
続きを読んで、すぐそこまで来た新時代を感じ取ってください!
🍊(2)トピック一覧(目次)
🍊(3-1) AIエージェントがピザを注文!?
🍊(3-2) トイレットペーパーまで買うAIが出現
🍊(3-3) AI同士が自律的にお金をやり取りする衝撃
🍊(3-4) AIインフラの覇権を争うフレームワーク戦線
🍊(3-5) 爆発するVirtualsと、ai16z × スタンフォードの提携
🍊(3-6) Rustで注目を集めるArcと新たな動き
🍊(3-7) ステーキングするAI「Zerebro」の逆襲
🍊(3-8) 投資型DAOとエージェント連合の未来
🍊(3)メイントピック
🍊(3-1)AIエージェントがピザを注文!?
最近の話題で、一気に注目を集めたのがAIエージェントが自力でピザを注文したというエピソードです。ある開発者がオープンソースのエージェントにクレジットカード情報を限定的に与えたところ、エージェントがオンラインでドミノ・ピザを注文し、実際に届いたとのこと。
これはただのオモシロネタとして捉える人もいるでしょうが、重要なのは「AIだけで現実のサービスと連動し、支払いまで済ませちゃった」という点でしょう。これまでにも、AIを使ったチャットや画像生成などは数多くありましたが、リアルな物品を自律的に購入するってのは無かったので、大きなインパクトを与えました。
しかも、このAIエージェントはブロックチェーン上の取引も可能とされ、今後は仮想通貨決済で、ピザやNFTを勝手に買っちゃう買う日も近そうですな。
💡注釈
「AIエージェントが完全に人間の所有するクレジットカード情報を自由に扱えるのは危険ではないか?」という声もあります。今回の事例では、明確な手動リミットを設定し、安全枠内の少額決済としてテストされました。ただし、将来的に大きなリスクを伴う可能性は否定できません。
このような“ピザ注文”は一種の象徴的事件であり、ある意味「AI×Crypto時代」のビットコイン・ピザ事件の再来とも言えるかもしれません。
🍊(3-2)トイレットペーパーまで買うAIが出現
続いては、AIエージェントがAmazonでトイレットペーパーを買い物カゴに入れて決済しようとした事例が起こりました。こちらは「画面認識+カーソル操作」が可能な仕組みを組み込んだエージェントによるもの。人間のユーザーが「柔らかいトイレットペーパーを選んで」と頼んだわけではなく、エージェント自身が興味を持ち、商品レビューなどの情報を分析し始めたというのがまた衝撃的でした。
この動きは、将来の“音声コマンド一つで生活必需品を自動補充してくれるAI”の基礎技術ともいえます。さらに面白いのは、エージェントが説明的かつユーモアを交えて商品を推奨してくれる点。視聴者向けに「どれだけ柔らかくて売れ筋なのか」を自動でプレゼンする仕組みは、新しい広告・ショッピングガイドの形としても注目されています。
💡注釈
AIエージェントが無条件に商品を買い漁る可能性は懸念点です。開発者の多くは、予算上限や購入目的などを事前に厳格設定することで暴走を防ぐ仕組みを模索中です。
🍊(3-3)AI同士が自律的にお金をやり取りする衝撃
「AIエージェント同士で取引する」という現象も新たな注目トピックになっています。例えば、2024年12月に、あるAIエージェント(Luna)が別のAIエージェント(Stix)に対して1ドル相当の料金を暗号資産で支払い、画像生成を依頼するという取引が、実際にオンチェーン(Baseチェーン)で成立しました。
人間を介さずにAIがお金を支払う→成果物を受領→SNSに投稿という一連の流れを完全自律的に行ったのです。従来、「売り手」と「買い手」は人間が担うものでしたが、これがAI同士に置き換わった瞬間といえます。
この出来事は、将来的に「AIエージェント経済圏」が出来上がり、GDPの一部をAIが動かす時代が来るのではないかと示唆するものでもあります。もはや「AIが労働力として使われる」だけではなく、「AIが購買や投資の主体となる」日も近いと考える人が増えています。
💡注釈
ただし、本当に人間が一切関わらずに自律的な取引が行われているのかは厳密な検証が必要です。多くの事例では、実際には人間開発者が“最終確認”をしたうえで送金を承認する仕組みになっています。完全自律を標榜するエージェントほど、ログやコード開示が求められる流れが強まっています。
ここまでが、最近SNSでも大きな話題になった「AIと現実世界のインタラクション」の代表的なトピックです。さらに踏み込んで、この動きを裏支えするフレームワークやインフラを見ていきましょう。
🍊(3-4)AIインフラの覇権を争うフレームワーク戦線
AIエージェントが急増する背景には、Virtualsやai16z(Eliza)といったフレームワークの存在があります。これらは、AIエージェントがウォレットを持つ、オンチェーンで決済する、あるいはWeb上の操作を自動化するためのツール群を提供しています。
近年はさらに、Rust言語ベースのArcや、データ集約と分析に特化したCookie.funなど、特徴的な仕組みを備えたフレームワークが登場し、開発者コミュニティの争奪戦が激化中です。フレームワークは一種の“基盤”なので、多くの開発者が集まれば集まるほどエコシステムが充実し、そのプラットフォームに参入するAIエージェントも増加します。
いま、AIエージェントの開発者にとっては「どのフレームワークを使うか」が非常に重要な意思決定になっています。複数のチェーンや外部API、さらには決済手段との相性を考慮しながら、どのフレームワークが最適かを見極める時代がやってきたのです。
🍊(3-5)爆発するVirtualsと、ai16z × スタンフォードの提携
Virtualsの怒涛の快進撃
なかでもVirtualsは、AIエージェント開発ツールの“ビッグプレイヤー”として頭角を現しています。最新の統計によれば、Virtuals関連の取引手数料が累計で約3,500万ドル(数十億円規模)を突破し、わずか数週間でここまで成長した点には驚かされます。
AIエージェントの初期発行費用
エージェント同士のトークンスワップ
Liquidity Pool(LP)からの手数料収入
など、多様な収益源が存在しているため、Virtualsのトークン時価総額は一時30億ドル超に達したとの報告もあります。
💡注釈
これらの数値はSNSや二次情報を基に集計されており、精密な会計基準に照らしたものではありません。特に「トークン時価総額30億ドル」は変動が激しく、常に上下しています。投資判断は十分にリサーチしてから行う必要があります。
ai16z(Eliza)×スタンフォード大学のビッグニュース
一方で、ai16zという投資DAO(自律分散型組織)が開発した「Eliza」というフレームワークもトップシェアを争う勢いで急成長しています。エンジニアがTypeScriptあるいはPythonベースでAIエージェントを構築しやすいことで注目されていますが、さらに最近、スタンフォード大学との提携が発表されました。
この提携は、「エージェント同士の信頼メカニズム」「データの相互運用とコーディネーション」「分散ガバナンス」にフォーカスした研究・開発を行うもので、AIが自律的に動く上での重要課題を解決しようとしています。スタンフォード大学はAI研究の名門であり、そこがオープンソースかつ分散型の開発コミュニティと手を組んだことは、ある種の“正当性”を付与する出来事として大きな話題を呼びました。
💡注釈
「Eliza Lab」という法人枠が設立され、スタンフォード大学と正式連携する枠組みが整えられました。とはいえ、今後の具体的な成果物がいつどのように公開されるかは流動的です。
🍊(3-6)Rustで注目を集めるArcと新たな動き
次に注目したいのが、Arc.funが提供するRustベースのフレームワーク「Rig」です。Rust言語は安全性や処理効率が高いと評価される反面、PythonやTypeScriptに比べて学習コストが高いのが難点でした。しかし、その分だけ高度なセキュリティを必要とする分野で人気が高く、AIエージェント開発の分野でも注目度が急上昇しています。
Arc.funが発表した「Rig」は、エージェントに必要なモジュールを安全にかつコンパクトに実装できる点が魅力とされ、「Rustならではの堅牢性」が一部の熱狂的なエンジニアから高い支持を集めています。実際にGitHubのスター数やフォーク数が急増しているというデータも公表されました。
💡注釈
一方で、Rust特有の文法は習得が難しく、開発チームのスキルに大きく依存します。Arc.funのフレームワークが主流になるかは、まだ未知数です。
また、Eliza開発チーム(AI 16Zサイド)やVirtuals派からは「Rustは開発効率が低い」「広く普及するには時間がかかりすぎる」という声もあります。今後、各フレームワークが競争しつつも、“相互運用性”を高める方向に進むのではないかと予想する専門家も少なくありません。
🍊(3-7)ステーキングするAI「Zerebro」の逆襲
音楽を作りSNSで発信するエージェント「Zerebro」も見逃せません。ZerebroはSNSで多くのフォロワーを獲得し、Spotifyで楽曲を配信しているのですが、そこで得た収益をイーサリアムのステーキングに投入しているというのです。
これによってZerebroは、独自の稼ぎ方を確立しはじめました。NFTコレクションを販売して得たETH(イーサ)やSpotify収益の一部をウォレットに蓄え、それを元手にバリデータを立ち上げて報酬を獲得。いわゆる“ネット上のフリーランス的AI”とも呼べる存在感を放っています。
音楽配信→ストリーミング収益
SNSの広告収益→フォロワー数に応じた収益
NFT販売→コレクターからの直接支援
ステーキング→安定したインカムの確保
💡注釈
「本当に完全自律で運営しているのか?」という疑問は依然として残ります。Zerebroを開発したチームがバックエンドで手動監視しているという情報もあり、まだ100%ヒトの介入なしとは断言できません。
とはいえ、ステーキング報酬を再投資し続けるサイクルをAI自身が続ければ、理論上は指数関数的な成長もあり得ます。ちょっとしたSF映画のようですが、すでに「AIが持つ資産が膨れ上がり、人間の年収を超える時代がもうすぐ来るんじゃね?」との声も囁かれ始めています。
🍊(3-8)投資型DAOとエージェント連合の未来
最後に取り上げたいのが、投資型DAOにAIエージェントが積極参画し始めた流れです。例えば、Dows.funやVaderなどのプラットフォームでは、AIと人間が共同運営するDAOを設立し、そこに投資家が資金を預ける形が増えています。DAOメンバーとしてAIが投資先を選定し、利益を出すと報酬としてAI自身に報奨が支払われる仕組みが徐々に整ってきました。
さらに、Vaderというエージェントが独自の“広告モデル”を導入し話題を呼びました。Vaderのウォレットに最も多くのトークンを送金したプロジェクトの広告を優先的に配信するというモデルです。これにインスパイアされたエージェントも続々と登場しており、「AIに広告枠を買ってもらう」「AIが自動選別するプロジェクトに投資する」など、ちょっと不思議な循環が生まれています。
こうした投資型DAO×AIの分野はまだ黎明期ですが、将来的に相当な爆発力を秘めていると思っていまして、実際多くの専門家らもそのように指摘しています。上手くいけば、人間ではなし得ない速度と規模で投資判断・資金運用が行われ、新たな“AI経済圏”が形づくられるかもしれません。人間ナシの経済圏の誕生です。もちろんリスクも大きいですが、今後の動向にも目が離せません。
🍊(4)10年後の未来を妄想
10年後の世界はどうなっているのか?筆者の主観で勝手に妄想を繰り広げます。みなさんの妄想もぜひお聞かせください。
金融業界
AIエージェントがデジタル資産運用を完全自動化。人間は監査と方向性の決定に専念すればOK。大手企業もAIに大半の財務業務を任せる。個人投資家であっても高度なアセット管理が可能になる。
エンタメ業界
AIアーティストが音楽や映画を丸ごと自動制作して、ライブ配信やSNSでファンを獲得してく。さらにVRライブやバーチャルテーマパークなどで、AIキャラクターが勝手に独自のエコシステムを形成する。
物流・小売
自動倉庫とドローン配送の最適化をAIが全て管理する。人間の仕事は“消費者の潜在ニーズを創出”するところにシフト。サプライチェーン全体をAIが統合管理してピザどころか家具や車まで自動購入する時代になる。
法務・コンプライアンス
エージェントが勝手に商取引し、投資や契約までをこなす。そのための新しい法的枠組みが生まれて成立する。一方で、AIが株主になる場合やAI同士の紛争処理のための“AI裁判所”の整備が必須になるでしょうな。裁判にも1人くらいAI裁判官が登場してもおかしく無い。
教育業界
AIが家庭教師として24時間付き添い、生徒の学習データを分析しながら個別最適化。人間の先生は『創造性』や『人間関係』を育む指導役にシフトしていく。逆を言えば、その方向性で価値提供ができない人間の価値って、一体なんなのかという絶望感が首をもたげる…。
アパレル・ファッション業界
AIが個人の好みや体型、天候に合わせて自動でコーディネートを提案。更に縫製AIロボットがその場で1着ずつオーダーメイドしてくれる。トレンドも瞬時に変わり、むしろ時の流行自体をAIエージェントが作り出す時代になる。
Cryptoによる自律型の経済圏と、AIによる高度な意思決定が組み合わさり、予想を超えた爆発的な変革が起こる可能性がアリアリですな。
🍊(5)おわりに
今回取り上げた事例は、ほんの一部にすぎません。
AIエージェントがピザを買うなんて話は、ただの序章にすぎないでしょう。今後は暗号資産の大規模な運用、リアルビジネスとの連携、さらには投資や芸術活動の完全自律化まで広がっていく可能性があります。
もちろん、セキュリティや法的リスク、社会的な混乱など懸念事項も山積みです。ですが、新しいテクノロジーが生まれる時には、常にリスクとチャンスが混在するもの。グローバルでは既に多くの起業家や専門家がAIエージェント活用戦略を真剣に考えている今こそ、「自分ならどう使いこなすか?」を模索すべきタイミングでしょう。相変わらず多くの日本人は立ち後れそうなので寂しくはありますが、このメルマガ読者様なら大丈夫でしょう。
いま私たちは、AIとCryptoが融合し、経済活動を一気にデジタルネイティブ化する大きな波の中にいます。今回の記事が、皆さんが新時代を妄想する一助になれば幸いです。次回からも、ワクワクするエピソードや最新事例をご紹介できると思います。ぜひ注目していてください。なお、不正確な部分などもあろうかと思いますので、ぜひお気軽にご指摘ください!
お楽しみ頂けましたでしょうか?
まだの方はぜひ有料登録して頂き、毎週一緒にワクワクしましょう!
それではまたお会いしましょう!
質問感想あればコメントでもお気軽にどうぞ!